2012-04-28

懐かしい町、赤羽 ... ma ville, Akabane

月の最後の土曜日。

この日がやってくると、東京に住んでいた頃、近所の文房具屋さんが毎月最後の土曜日に開催していた“びっくり市”を思い出します。

“びっくり市”では店内全商品が20パーセントオフ。
この文房具屋さんは、広々していて、私の大好きな文房具が綺麗にお行儀良く並んでいます。
事務用品から、遊び心のある文房具、高級文房具まで、さまざまな文房具が揃っている文房具屋さんです。

お店の名前はコダマ。
創業1948年の文房具屋さんです。

※文房具屋 コダマ
http://kdm.ne.jp/annai.htm


線路沿いにある文房具屋さん“コダマ”の先には、果物が新鮮で美味しい喫茶店があります。
雑誌にも紹介されたりしているお店です。
こじんまりとした店内で、オーナーのおじさんが気さくな方だったのが強く印象に残っています。
新鮮なフルーツたっぷりのスイーツはたまらなく美味しいです。

※プチモンド フルーツパーラー
http://www.netcity.kita.tokyo.jp/navi/021.html

たっぷりのフルーツと、分厚いボリューム満点のパンケーキが懐かしい…。


思い返せば、赤羽の町には5年しか住んでいないのですが、たくさんの思い出の詰まった町です。

神社や、おでん屋さんや、カフェや、インポート物を取り扱っている素敵なお洋服屋さんや…
自慢したくなるスポットやお店がひそかにたくさんある町。

赤羽には実家もあるし、いつまでも“帰る”という動詞を使っていたいな。

赤羽を離れてから4ヶ月が以上経ちました。

一時帰国できるのはいつかなぁ。

2012-04-21

バルコニーからの眺めとおにぎり ... ONIGIRI

復活祭後の悪天候の日々が過ぎ去り、ここ最近は毎日清々しい晴天が続いています!

バルコニーからの眺めも、緑色が日に日に濃くなっていて、夏が少しずつ近付いていることを感じさせられます。

このバルコニーからの眺めが私は大好きです。

オリーブの木やヤシの木、ミモザや松など、様々な木々の眺め。
飛行場からそう遠くない(20キロもないくらい)からか、青空の遠く彼方からスローモーションで飛んでくる(ように見える)飛行機が良く見えます。

ぼぉっとしていると、鳩がやって来て、堂々とバルコニーでフンをされるので要注意なのですが!…
まったく…図々しい鳩がいるものです。


またまた食べ物の話になってしまいますが、最近のお気に入りは、おにぎりと梅昆布茶。
小分けして冷凍してあるご飯をチンして海苔を巻いて、梅昆布茶をすすりながらおにぎりをいただくひと時は…
至福のひと時!!!
っと言っても過言ではないくらいっ。

どちらかというとパン派だった私は、フランスに来てからご飯派に変身。
フランスのパンは美味しいものがたくさんあるけれど、やっぱりお米が一番落ち着きます。


食べ物を食べる際、ラーメンや蕎麦やうどんであっても音を立てて食べる事を極端に嫌がる我が家のお猿さん。
この音が嫌で、日本ではラーメン屋さんに行くと気持ちが悪くなるから行かない…っと言っていたくらい。

スパゲッティーでも音を立てながら食べる、ラーメン大好きな我が父にこの話をしたら、「そんなんじゃ日本ではやってけないぞぉ!」っとコメントしていました…。

なんとも言い表し難いお猿視線を無視して、熱々の梅昆布茶を大胆にすすりながら、おにぎりを頬張っている今日この頃の私です!


先日お話した、我が家の冷凍庫に眠るコロンとした栗ご飯のカタマリ。
巨大なおにぎりと化して、梅昆布茶と共に私の胃袋に旅立って行きましたとさ。

2012-04-19

栗ご飯 ... kurigohan

先にデザートのケーキの話をしてしまいましたが…笑、記念日の夕ご飯は栗ご飯でした!

“記念日”っと言うのは後から付け足したもので、ただ栗ご飯が食べたかったから。
毎月のように記念日をお祝いしていたら、記念日が記念日でなくなってしまう…気がします。笑

栗ご飯といっても、日本から持ってきていた、ご飯を炊く前に混ぜて炊くだけ!っというかなり手抜きのもの。

栗ご飯に合わせて、我が家のお猿シェフが初めてお味噌汁作りに挑戦してくれました。

お茶碗に盛られた栗ご飯の量にはおったまげたけれど…ね。

やっぱり和食は美味しい!
ホッとします。


和食には合わないよねぇ…なんて呟きながら、オーブンからお猿シェフが取り出してきたのは、Quenelle de brochet(クネルドブロッシェ)。
Lyon(リヨン)の名物で、川かますのお魚を摩り下ろし、卵や小麦粉と混ぜて形を整えた、ふっくらとしたかまぼこのようなお料理です。
お肉屋さんや、お惣菜屋さん、スーパーでも良く見かけるQuenelle de brochet。
生で買ってきて、オーブンで焼いていただくのが一般的な食べ方のようです。
お店によって、味が違ったり、焼いた時の膨らみ加減が違ったり。

ソースにもよりますが、さっぱりしているし、Quenelle de brochetは私のお気に入りの一品です。


少し残った栗ご飯。
お猿シェフがコロンとしたおにぎりに変身させて冷凍庫に眠らせています。

気になりますなぁ。

かわいいケーキ ... gâteau de 7 mois

入籍式から7ヶ月経った日。

夕ご飯の後、デザートにかわいいケーキが登場しました!

チョコレートのメレンゲと、チョコレートのクリームがほどよく重なり合っているケーキ。
メレンゲがサクサクしたり、クリームがしっとりしていたり、軽いケーキで、大きなマカロンみたいな味でした。

ピンクのロウソクもかわいいな。

お腹いっぱいだったけれど、美味しかった!

2012-04-17

結婚記念日おめでとう ... Bon anniversaire de 30 ans de mariage

今から遡ること30年。

30年前の今日は私の両親が入籍して夫婦となった日。

直後に父は1人シリアに旅立ち、29年前の今日、2人は式を挙げました。
その日はちゃっかり私も母のお腹にいました。

今日4月17日で、私とお猿夫さんも入籍式をしてから7ヶ月が経ちます。
30年という数字にはまだまだ程遠い数字だけれど。

なんだかんだいつも騒がしい両親だけれど、いつまでも私にとって大切な両親です。

きっと父のことだから、特に何かをする事もなく、今日もアフリカのど真ん中でいつもと変わらず晩酌をし、母の作った夕飯を食べ、お風呂に入って蚊帳の張った寝床につくのでしょう。
そんな父が父らしい。

そんな父を横目に、すねる母も母らしい。

いつまでも夫婦仲良くいてください!

2012-04-14

初めてのオペラ座 ... Opéra de Nice

先日、久しぶりに外出をしました。
またまた夫のサプライズで、ニースのオペラ座へ!
1ヶ月も前からチケットを買って企んでいてくれたらしく…いつもありがとう〜です。



初めてのオペラ座。
初めてオペラを聴きに(観に?)行ってきました。
Richard Wagnerの作品、Tristan und Isolde(トリスタンとイゾルデ)。



スーツ姿や蝶ネクタイを締めたムッシュ達。
ハイヒールに香水の香りを放つマダム達。
そんなムッシュ、マダムに混じって、久しぶりのお出かけを満喫してきました!



開演1時間前からオペラ座のバーが開き、19:30開演。
途中30分休憩が2度あり、終演時間が0:30過ぎでした!



眠くなることもなく(マダムの肩に寄りかかって寝ているムッシュ方の姿もちらほら…でしたが笑)むしろ生の迫力ある歌声、オーケストラ、オペラ座の雰囲気で、私はお目々ぱっちり状態でした。



パンフレットに描いてある美しい細っそりとしたイゾルデは、ふくよかな美しい女性が演じており、彼女の透き通るような声は素敵でした!
一方トリスタンは…パンフレットに描いてある男性とはほど遠く(ごめんなさい!)イゾルデ演じる女性より背が低く、幅は倍…くらいの三重顎の男性でした笑。
でも!
第3幕のクライマックスのこの男性の歌と演技は圧巻でした!
ブラボー!(って叫びたかったけれど、さすがに拍手だけに留めておきました。)



最近ちょっと家で安静にしていなければならず…久しぶりのお出かけはリフレッシュになりました!
1週間に2度は電話で話している義両親からタイミング悪く(笑)この晩にも電話がかかってきており、外出がばれ(…笑)お叱りを受けましたが…。
あははぁぁぁ。



そんなこんなで、今週末に予定していた、夫の実家への480キロの長距離移動も中止。
ビザ・滞在許可証の義務研修を受けに行かなければならなかったので、秋に控えている滞在許可証更新が心配なのですが。
日本へ強制送還になったりして。ってそんなことはないでしょうが。
秋の滞在許可証の更新直前に義務研修参加となりそうです…
免除はさすがにしてくれず…そして研修日もこちらから指定できないという…
意地悪!笑


みなさんも季節の変わり目、体調一番でお過ごしください!


お料理のお供、鍋帽子 ... mon partenaire pour cuisiner

鍋帽子ってご存知ですか?

昨年末、日本を出発する直前、いつもお世話になっている、さまざまな主婦の知恵を知っている方から鍋帽子の作り方を教わりました!



母も愛用している鍋帽子。
ことことお肉やお豆や煮込んだ後、しっかり蓋をして、この鍋帽子でお鍋を包むと、ほっくり美味しいお料理になります。

なんだか魔法の帽子みたい!

弱火でグツグツ煮込んでいるのと同じ効果があるらしく、味が中までしっかり染み込むし、火をかけている心配もいらないし。

取手が邪魔な鍋はこうして、鍋帽子を逆さまにして使うのだとか。
さすが主婦の知恵!



以前、大量に小豆を煮てあんこを作ってみました。
日本の小豆に比べて大きく皮もしっかりしていて、想像していた出来上がりではなかったけれど、やっぱり日本の味にはホッとします。
冷凍保存しているから、我が家に大量にあるお餅でお汁粉もいいなぁ。
今はお粥さんに梅干しな気分だけど!




前菜から始まり、温かいお料理が前菜の後に続くフランスの食事。
この鍋帽子さん、温かいお料理を前菜を食べている間に保温しておくのに大活躍してくれています。
私、面倒くさがり屋なので、前菜を食べ終わる頃にちょうど温かいお料理が出来上がっている!なんて計算はできませぬ。

これからもこの鍋帽子さんとは長い付き合いになること間違いなしです!

チョコレートがたくさん! ... Pâques

今週末は大雨でスタート。
昨日から大雨が続いています。

先週末は、pâques(復活祭)の3連休でした。
と共に、2週間のpâques休みの始まり。

マンションでも、ヴァカンスにしかやってこない上に住むパリジャン一家(私はまだ会ったことがありませんが)が来ている模様。
子供が走り回る音が早朝から絶えません… ドコドコ、バタバタ、ガンガン…
この一家のお子様(正確には家主の孫らしい)はかなりお行儀が悪く、夏場もマンションのプールサイドで騒ぎまくり…親も親で、周りの人がちょっと静かにするように注意したら、謝るどころか「子供なんだから仕方ないでしょ!」っと…

恐るべし。
呆れるべし。

マンションのびっくり呆れる事情は他にもあるのですが…
きっと、またこのブログ内で愚痴ってしまうでしょう。

復活祭の話に戻りますが、復活祭は3月21日(暦上の春分の日)以降の最初の満月を過ぎた後の最初の日曜日、と定義付けられており、宗教上の祝日。

あいにく復活祭のミサには行けなかったのですが。



先月から町中のお菓子屋さんは、復活祭用のお菓子一色。

イタリアに近いここでは、イタリアのお菓子も目にします。

先月、夫の実家から戻ってくる際にイタリアで買った、イタリアの復活祭のお菓子、LA COLOMBA(ラ♪・コロンバ♪…上手くイタリアリズムをお伝えできればいいのですが…)。
鳩の形をした巨大なブリオッシュのお菓子です。

イタリアの血も流れている我が家のお猿さんは、イタリアに寄る際はあれやこれや小さい頃から好きだというお菓子を見つけては、どんなに美味しいお菓子かを力説しています。笑





そして、チョコレートと言えばスイス?
スイスの血も流れている我が家のお猿さん。
2人でこんなに?!
っと言うくらい、ニコニコしながら町中に溢れる復活祭のチョコレートを買ってきました。
食べるの勿体無いし、どちらかというと、お粥さんに梅干し…な気分な私は、なかなかチョコレートに手が出ず…





チョコレートを前に毎日うずうずしているお猿さん。

ようやくいただきました!





復活祭前後は毎年お天気が悪いそうな。
でも、この肌寒い悪天候が過ぎたら、スカッと清々しいお天気がやってくるみたい。

夏ももうすぐそこっ!

2012-04-09

夏の絵本屋さん~過去の案内ハガキ

2009年~2011年の3回の夏に、たくさんの方々のご協力のもと母が開催していた絵本屋さん。
写真を整理していたら、L’éléphant vert(緑のゾウの絵本屋さん)の過去の案内ハガキが出てきました。

久しぶりのL’éléphant vertのブログ更新です。

夏の絵本屋さん~過去の案内ハガキ

2012-04-06

フランスのスーパー... faires les courses

どの国に行っても足を運ぶのが楽しみなのがスーパー。

フランスのスーパーに慣れつつある私ですが、やっぱり日本にはない物を発見する事が今でも多々あります。

お水、ジャム、穀物、さまざまな商品の種類の多さには驚いてしまいます。
ようやく迷わずに、これ!っと普段買う物が定まってきました。
それでも、新たな物を買う際は、商品のラベルの解読に時間を費やしてしまいます。





野菜を買うのも、どれにしようか最初は迷ってしまっていました…
本当にBIOと書いてあるものが良いのかどうか…とか。
一概にBIOと書いてあるから安心安全だとも言えないようですが。





普段は歩いて行ける近所の町中にあるスーパーでお買い物を済ませますが、ストック用のお水が少なくなってきた際は車を出動させ、駐車場のある大型スーパーに行きます。

大型スーパーでは1ヶ月分のお買い物ですか?と突っ込みたくなるくらい大量にお買い物している人々を良く目にします。っというか、そういう方ばかり。
夫婦それぞれがお買い物カートをひいていたり。
確かに無駄にクッキーとかお買い物カゴに入れてしまう危険性があるのは分かりますが…笑
にしても、大量のお買い物には驚いてしまいます!



大型スーパーでは、普段私がお買い物をするスーパーに比べ、やっぱり滞在時間が長くなってしまいます。

無事にレジを済ませ、買った品々を袋に詰め、レジの方に「ありがとう、さようなら!良い午後を~!」なんて挨拶を交わした後、必ず実施すべきことは…

ながぁ~いレシートとのにらめっこ!笑

打ち間違いが多いと言われるのも、適当王国おフランスだから?!

2012-04-05

大好きな雑誌とアフリカの布 ... marie claire idées

昔から好きな雑誌marie claire idée(マリクレール・イデ)とmarie claire maison(マリクレール・メゾン)。
特にマリクレール・イデは今でも発見すると迷わずに買ってしまいます。
フランスの雑誌で、2ヶ月に1度のペースで発行され、時たまレシピ本などの付録が付いています。

idée(イデ)はフランス語で”アイディア”という意味。
そのタイトルの通り、マリクレール・イデにはいつも斬新なアイディアがぎっしり詰まっていて、パラパラページをめくって眺めているだけでもワクワク楽しい気分になります。


そんなにページ数の多い雑誌ではありませんが、いつも内容はもりだくさん!
お料理について、美容について、ファッション、インテリア、園芸、手芸、旅行についてなどなど…

お菓子やお料理のレシピや盛り付け方にはいつも夢があり、かわいらしい物からナチュラル素材を活かした物までさまざま。


ラッピングやテーブルセッティングも参考になるものばかり。


子供部屋特集では、手作りの玩具やお洋服など、かわいらしい小物が作り方を交えて紹介されています。


こんな手作りのお野菜のおままごとセット、作ってみたいなぁ。

私が幼稚園生だったら、絶対に母に「作って~~~!」っとおねだりしていたに違いない!
良くお洋服を仕立ててくれていた祖母に頼んだ方が確実に作ってくれていたかな…!


かわいいお店巡りのページもあり、ベルリンのお店達が紹介されていました。
ベルリンにはカメラマンとして活躍中の友人がいます。
きっと彼女が行ったことのあるお店も紹介されているのだろうなっ。


年始に買ったマリクレール・イデでは母も見たら喜びそうなアフリカの特集をしていました!





現在、父の仕事の関係でアフリカのコンゴ民主共和国の首都、キンシャサに赴任中の両親。
「素敵なお店を発見した~!ネットショップもあるみたい!」っと母から教わったお店、Vlisco。
アフリカの布がお好きな方(私もその1人!)にはとってもお勧めです!
布地の柄もお洋服のデザインも独特で素敵です。

アフリカの布好きな私は、アフリカ出張に行く父に頼んだり、NGO団体の”アフリカ友の会”のバザーでアフリカの布を買っていました。

”アフリカ友の会”は私が幼少時代を過ごした中央アフリカ共和国の首都バンギを中心に、HIV感染拡大防止を目指して活動されています。
私が物心がついてから初めて出会ったNGO団体。
このNGOを立ち上げられた日本人女性の助産婦さんは現場で活躍しつつ、今では教授として大学の教壇にも立たれていらっしゃいます。
とてもお世話になったし、幼いながらも刺激を受けた方です。
アフリカ友の会・Amis d'Afrique HP: http://www4.ocn.ne.jp/~africa93/

”アフリカ友の会”のバザーで買ったバンダナ達は、日本を出発する前にフランス宛に送った船便の荷物の中に入れて、ばっちりフランスに持ってきています!
風呂敷のように使ったり、ランチョンマットやお弁当包みに使ったり、読みかけの本を包んでバッグの中で本に傷が付くのを防いだり、5cm幅くらいに折って2本をつなげて腰に巻いてベルトのようにしたり、使い方色々です。


先日、刺繍糸や刺繍枠などを買い、昨日は年末夫の実家のある田舎町で買った布の地直しもしました。
マリクレール・イデを参考にあれやこれやを作ってみようっかなぁ~。
あれやこれや、想像する時間は楽しい時間です!

ただ…この町に唯一ある布地も買える手芸屋さん…いつも閉まっていて開いてるところを見たことがないのですが…
たいてい長期間閉まっているお店には「○月○日までヴァカンス中」なんて張り紙がしてあるものなのに。
その張り紙も見当たらず…

つぶれた…なんてことがありませんように…。

2012-04-04

ゴマが美味しい ... sésame

昔からサラダが大好きな私。

最近このゴマたっぷりのサラダがお気に入りです。
良く洗った生のキャベツときゅうりに、塩昆布(叔母が日本から送ってくれた貴重な食材!)生姜、ゴマ油、お酢、お醤油を混ぜてしんなりさせて、すりつぶしたゴマをたっぷり混ぜ合わせて出来上がり~~。

アフリカにいる母にも教えたところ、最近良く作っているとか?


あぁぁ、お腹空いてきたぁ!

昨日、夫がバジルの鉢植えを買って来てくれました。
大量のイタリアンパセリ、コリアンダー、細ネギも!
バジルの鉢植えは初めてです。枯らせないようにしないと。

今晩のサラダにはどの香草野菜を使おうっかなぁ~。

トリュフチョコ発祥の喫茶店 ... Salon de Thé

先週ビザ・滞在許可証の件で行ったChambéry(シャンベリー)の町をほんの少しだけご紹介します。

私もまだまだあまり知らない町ですが、アルプス山脈のふもとにある夫の実家から一番近い(車で1時間弱)栄えている町がここシャンベリーで、昨年フランスに来てからかれこれ5回は訪れています。

Savoie(サヴォヮ)県の県庁所在地でもあるシャンペリーは、アルプス山脈に囲まれ古い佇まいが印象的でこじんまりとしているけれど、ギャラリーラファイエット(デパート)があったり、お洋服屋さんもたくさんあり、栄えている町です。
大学もあり、学生も多い町です。
Nice(ニース)ほど大きくはないから、治安もそんなに悪くないらしい…あくまでも”らしい”ですが。



シャンベリーで、早速お気に入りの喫茶店ができました!
お菓子屋さんに隣接している喫茶店です。
シャンベリーの町の中心地にあるそのお菓子屋さん・喫茶店は、トリュフチョコ発祥のお店なのだとか!!!
今はオーナーさんが変わってしまっているけれど、お店の外観や内装は昔のまま。
小さな店内には、いつも常連の少しお年を召されたおばあちゃん方が、お買い物の一休みになのか、午後の一休みをされている姿があります。

そんなゆったりとした、ほっこりとした雰囲気が好きです。



ここの喫茶店は、飲み物に必ずマカロンが付いてきます。
毎回どの味のマカロンが付いてくるのか楽しみです!



喫茶店のある通りは、古い建物が並ぶ通りで、向かいにある本屋さんも趣深い雰囲気をかもし出しています。

先週、ビザ・滞在許可証取得の件でシャンベリーに行った際は、残念ながらこの喫茶店に行く時間はありませんでした。
また次回、この喫茶店に行ける日を楽しみにしていようっとぉ~。

日本からの初めてのお客さん ... la visite du Japon

先月末、日本からの初めてのお客さんが私の住んでいる町、Antibes Juan-les-Pins (アンティーブ ジュアン・レ・パン)にいらっしゃいました!
私が小学校1年生、2年生だった頃の担任の先生。
ちょうど22年前の今頃に出会った先生!

お忙しい中、3日間という強行スケジュールでいらしてくださいました!

私達の住むアパルトマンにはお客さん用のお部屋がなく、近くのホテルに泊まっていただいたのですが、昼間は近所を一緒にゆったりお散歩したり、お買い物をしたり、夕ご飯をスーパーで調達した食材で一緒にお料理して食べたり、朝から晩まで楽しい時間を過ごしました!
先生が近所のお花屋さんできれいな薔薇を買ってくれました~。
やっぱりお部屋にお花があるっていいですね。


先生の到着日、ちょうどフィギュアスケート世界選手権を観戦していた日で、飛行場までお出迎えできなかったのですが、飛行場からニース駅までバスで、その後ジュアン・レ・パンまで電車を乗り継いでいらしてくださいました。
年度末のお仕事の直後に夜の飛行機に飛び乗り、パリでも飛行場をバスで移動して…という長旅だったのにも関わらず、ニース到着直後、ニースの町を3時間歩き回り「足だけ海にも入っちゃった!」っと笑顔でお話される先生。

22年前と全く変わらない!

この先生からは、自然と触れ合うことの楽しさをたくさん教わりました。
国語の教科書(記憶が正しければ…)に”綿”の物語が出てきたら、翌週には本物の綿のお花を実際に教室に持って来てくださったり、カイコの物語の際は桑の葉やカイコや繭も持って来てくださったり!
郵便局に行ったり、電車見学をしたり、課外授業もたくさんありました!
パン作りもしたなぁ。
よく記念写真を撮ってくださったのも思い出の1つです。
紙芝居の作品の前で、アジサイの前で…
誰かが”良からぬ事”をした際は、何時間でも話し合う時間を設けてとことん生徒と向き合ってくれていた先生。

たくさんおしゃべりをしながら、楽しい時間を先生と過ごした3日間でした!
私と同年齢のお子さんが2人いらっしゃる先生。
たくさんおしゃべりをして、先生として、母としてのご意見をたくさん伺えました。


ちょっぴり遠出もしました!
Monaco(モナコ)まで!
電車で1時間。往復1500円くらいで行けますっ。

F1グランプリのコースを歩いたり、古い町並みの宮殿近くを散策したり。
まだ4歳(だよね?)なのにF1が大好きな遠い従兄弟の息子のコウちゃんに話したら羨ましがるだろなぁ~。笑


モナコの衛兵交代式は始めて観ました!
小学生の頃ロンドンに観光で訪れた際、バッキンガム宮殿の衛兵交代式を4歳年下の弟と宮殿の塀によじ登って見ていたら、衛兵さん1人が私達の所へ直進行進して来てえらく怒られたことを思い出してしまいました。弟と2人で怖くて固まっていたなぁ…笑



モナコのユーロのコイン!
ヨーロッパ各国のユーロのコインを集めている義母も見たことのないというモナコのコイン。
先生がお土産屋さんのおつりでゲットしていました!
記念に先生がゲットした2ユーロのコインの写真を撮らせてもらいました!
グレースケリーの長男(昨年、南アフリカ出身のきれいな水泳選手と結婚したモナコの王子様…先日行ったフィギュアスケート世界選手権にも観戦に来ていたお方)の顔がコインには刻まれています。

(っと、このブログをこうして更新中、夕ご飯用にパンを買いに出かけていた夫が「モナコのコインを初めておつりでもらったぁぁぁ!!!」っと帰宅しました!やったね!)


あっという間に先生の滞在期間が過ぎてしまいました。
先生!遊びに来てくださってありがとうございます!

先生は今年度もぴちぴちかわいい小学1年生の担任になられたそうです。
22年前の今頃、大きな小学校の建物や広い校庭、色々な掲示物が貼られた壁、優しく接してくれる小学6年生のお姉さんお兄さん、全てが新鮮で物珍しかったなぁっと振り返られます。

みなさんにとっても、今年度が素敵な1年となりますように!