2011-12-30

町にあふれるクリスマスのごちそう ... la nourriture dans la ville

あっという間に今年も残すところ二日。
フランスに来て一週間が経ちました。

日本はお正月を家族で過ごすように、こちらではクリスマスを家族で過ごします。
この時期、町中には美味しいものが溢れています!
クリスマス定番のケーキ、ブッシュドノエルや豪華なお惣菜達が色鮮やかにお店を彩っています。



お惣菜屋さんの子豚の丸焼きには驚き!



クリスマス直前にはちゃんとお尻まであったのに…昨日お惣菜屋さんの前を通ったら…


子豚ちゃんは、たくさんの家族に楽しい美味しいクリスマスディナーのひと時を贈ってくれたのですね。

2011-12-24

夫の実家 ... Noël

21日の夜遅く、大好きな東京の私の実家を出発してから24時間後に、アルプス山脈の麓でフランスとスイスとイタリアの国境の小さな田舎町にある夫の実家に到着しました。

成田空港での両親とのお別れは辛くて、滅多に貴重な涙を流さない私ですが、機内でもひたすらゾーゾー涙と鼻水が流れていました。
大きな身体のモンチッチのような夫も目を真っ赤にしていました。

なんだか寂しいし複雑な気持ち。

ここ、サンジャンドモリエーヌに1月半ばまで滞在します。1月半ばにようやく、私達が東京北区の次に夫婦生活を始める南フランスの海辺の町、アンティーブに移ります。
元旦から夫は仕事で国外にいるので、夫の両親との生活が新年早々始まります。チャーミングで超が何個も付くほどの心配性なお姑さんクロディアと、愉快でのんきなお舅さんジャックとの生活。今年の夏に1週間、お猿夫不在の南フランスのアパルトマンで既にお姑さんクロディアとの生活は経験しているけど。
2人とも仲が良くて優しい夫婦です。
このお2人については、このブログに何度も登場すること間違いなし…!

日本は3連休ですね。
クリスマスイブだというのに、働き者のお舅さんジャックは万が一の時に備えて自分の事務所を開けに早朝に出勤。日本では私も石油会社に勤務していたのですが、お舅さんジャックは石油会社を経営しています。いつも冗談ばかり言っていますが、お舅さんの仕事に対する姿勢は見習うところがたくさん。

日本が恋しくて寂しい気持ちでいっぱいですが、こちらで温かく迎えてもらっています。ご心配なく!笑

良いクリスマスイブとクリスマスになりますように。

2011-12-20

出発 ... le départ

いよいよ明日の朝、成田空港を出発します。
いつもは帰国日が決まっていた出発。
今回は…

フランスでの生活が始まります。
同じ地球上だし、ある意味今までと変わらないとも言えるのかもしれないけれど、家族の元でぬくぬく育った日本大好きな私にとっては、やっぱりやっぱり大きな変化。

どんどん寂しさが増してきて、でもあふれ出さないように…こらえています。
幸いにも、またまだやることたくさん!寂しいなんて感じる暇なし!荷造りもだし、書類関係も…まだまだ…
この、直前型の性格はきっと長年付き合っていくものなのでしょう…
とほほ…

会いたい人がたくさんだけれど…
また数年後に会えることを今から楽しみにしています。

今日も無駄な動きをせず、フル稼働だぁ!


2011-12-14

入籍式 ... le mariage civil

去る9月17日。
南フランスの町、アンティーブの役所にて、入籍式をしました。
大切な家族や、入籍式の立会人となってくださった大好きな方々に見守られながら。

違う国の人と結婚するなんて、小さい頃から思ったこともなかったけれど、大きな優しいモンチッチのようなフランス人のお嫁さんになりました。

そして、来週、フランスにお引越しです。

フランスの入籍式は、日本とは全く異なる儀式で、役所の"結婚の間"にて市長さんによって進行されます。婚姻届を記入して役所に提出する日本とは、全く違う。
今年1月から入籍式の日付けの予約をしており、アポスティーユやらなんやら複雑な印鑑が重々しく捺印された必要書類を何度も提出して(って、当時まだ私は働いていたので、委任状を書きまくって、夫にお任せでしたが…)、異議申し立て人がいないか役所に公示され、ようやく8月に私もアンティーブの役所に行き本人確認をしてもらい、予定通り9月17日に入籍式を終えることができました。ふ〜。
教会での式は、再来年になりそうです。今年から、式をする教会の神父さまによる講習(教会で式を挙げる際は義務みたい!)を受けています。どんな講習かは、また違う機会にご紹介します!

なんだか、バタバタと過ぎ去る今日この頃です。
心の余裕を忘れずに、出発準備を進めないと。


考える間もなかったけれど…やっぱりやっぱり…寂しいな。