2012-05-23

プチ手術と入院 ... une petite opération

今から遡ること3週間ちょっと。
4月30日に、プチ手術をし、2日間入院しました。
まさか、出産前にこんな経験をするなんて…考えてもいませんでした。

手術した箇所は…
右のお尻のど真ん中…!笑
ちょうど一番出っ張っている箇所です。
あぁ〜 レディーとしてマダム(?笑)として極めてお恥ずかしい場所。

でも、こうしてブログに綴ってしまいます!笑

どうして手術する事になったのかと言うと…
安静にしていなければならない日々が続き、ゴロゴロしすぎてお尻が擦れて炎症が起き、デキモノができたから…(?)
…本当の原因は分からないのですが、このお尻のど真ん中にできたデキモノさんは、日に日に悪化してしまい、手術に至ったという訳です。

4月の半ばに痛みが引き一旦回復傾向にあったのですが、ちょうどその頃、赤ちゃんの関係でお尻に2日間注射をしなければならないことがあり…(自宅に2日間看護師さんが来て、お尻にプシュっと注射をされました)この注射の薬が効いたから、デキモノの痛みが引いたように感じたようです。

でも、やはりデキモノは悪化してしまい…
イメージはマカロンの半分!笑
4月30日にマカロンデキモノ切除の手術決行。

4月に入り安静にしていなければならない状態だったため、普通なら月1回の妊婦検診のところ、助産師さんに看てもらう検診も含めて、毎週検診がありました。

私がお世話になっている産婦人科医のお医者さんは、家から車で15分くらいの所にあるアンティーブ総合病院の産婦人科の責任者の先生。
男性です。
最初正直男性の先生には抵抗があったのですが、たまたまこの先生に看て頂いて、良くして頂き、説明も分かりやすいし、何よりも感じの良い温かみのある先生で、それからずっとこの先生に看て頂いています。

人気のある先生で、予約を取るのは難しいし、患者さん一人一人に時間をかけて看てくれるからか、予約時間に病院に行っても必ず1時間は待ちます。
以前、18:45予約だったのですが、待つこと3時間。私の順番が回って来たのは21:45!ということがありました。私の後に年配の女性が1名まだ待っていました…。
こんなに働き者の先生がいるんだなぁっと、感動してしまったものです。笑

この先生が秘書の厳しそうな女性に無理を言って、4月30日、朝一番で私の予約を入れてくれました。
日に日に悪化するマカロンのようなデキモノを心配して、先生自ら予約を入れてくれました。

4月30日、朝一番でマカロンデキモノを看てくれた先生は、「手術しましょう」っと。
「心配しないで大丈夫ですよ。今から看護師さん・助産師さんのブースに案内するから、彼女達に従って下さいね。」っと。
先生は看護師さん・助産師さんに私を委ねてから、満員の待合室の奥にある受診室に戻って行きました。

お猿夫さんと、「部分麻酔の簡単な手術だよね。」なんて話をしていたら、看護師さんに入院部屋に案内され、アクセサリーなどを取り外しスッポンポンになって消毒液で全身を洗ってシャワーを浴びるように指示され、助産師さんが私のお腹の赤ちゃんの胎動のモニタリングを始めたり、点滴の針を刺されたり、麻酔科の先生が登場して、あれやこれや質問されたり…
何が起こるのか把握できないまま、あっという間に手術準備完了。
こりゃなんだかオオゴトだなぁ…っと感じてしまった私とお猿さん。
どんな手術なのか、それから、麻酔のことはきちんと聞かなければ!
看護師さんが丁寧に説明してくれました。
切除手術は、全身麻酔か、脊髄に麻酔を注入する下半身麻酔になるとのこと。
自然分娩を希望している私は、この脊髄への麻酔注入には抵抗があり、全身麻酔での手術となりました。
手術は、いつもお世話になっている産婦人科医の先生が自ら実施してくれるとのこと…
突如の手術の判断だったのにも関わらず…待合室も満員なのに…
いつもの先生が手術してくれるということで、かなり緊張がほぐれたのを覚えています。

手術室の入り口ギリギリまで、移動ベッドで運ばれて行く私を夫が見送ってくれ、産婦人科の手術室に通され…麻酔科の先生が2名、アシスタントの看護師さんが2名、手術着に着替えたいつもの先生が登場し…
心電計を装着されながら、テレビでの世界でしか知らない手術室に私はいるんだぁ〜っと思っていたら…
いつの間にか意識はなくなっていました。

手術は30分程で終了し、手術室に入ってから1時間後位に目覚めました。
喉の奥まで通されている呼吸器の管が痛くて、そして同じく手術を終えて、“目覚める部屋”で麻酔が切れるのを待っているおじさんのうるさいイビキで目覚めました。

こんなにグッスリと寝たのは久しぶり!っと言うくらいに、グッスリ眠っていたなぁっと、まだ意識が朦朧としながらも思いました。笑

しばらくし、看護師さんが来て、また入院部屋にベッドごと移動。
手術室の出入口にはお猿さんが。
たくさん心配かけてしまったなぁ。

夕方にはお腹の赤ちゃんもまた元気に動き出し、一安心。
念のためということで、これまた想定外の2日間の入院が先生より言い渡されました。

産婦人科の病棟に入院したので、赤ちゃんの元気な泣き声が一日中聞こえていて、不思議なかんじでした。
入院中に出されたご飯は、産後のお母さん達向けだからか、ボリュームたっぷり。
記念に!っと、ご飯の写真を撮りました。

朝ごはん。
ココアにパン。
クロワッサンも選べましたが、フランスパンだけをいただきました。


こうして、一皿一皿がパックされています。


前菜からメインディシュ、チーズ、デザートまでしっかり付いていて、毎回パンが添えられています。


見た目はいまいちですが、なかなか美味しいご飯でした。
ただ、かなりのボリュームで、毎回半分くらいは夫に食べてもらっていました。


左手には点滴、右のお尻にはチクチク痛む手術跡、ど真ん中には元気に動き回る赤ちゃん。
どういう態勢で眠ればいいのやら…
入院中はやっぱりグッスリ眠ることはできませんでした。

3針縫った傷口は場所が場所だけあって(寝返りとかで擦れてしまうし)、まだ完治しておらず。
安静状態で、極力車移動をしないこと!っと言われていたので、抜糸するまでは看護師さんに自宅に来てもらって手当てをしてもらっていました。
今は、薬剤師でもあったお猿夫さんに傷口の手当てをしてもらっています。

この1ヶ月、たくさんの人にお尻をさらけ出していました。
病院に行くと、看護師さん、助産師さん、秘書の女性、病院の総合受付の女性までもが、「あ、お尻を手術した妊婦さんね。」っと…笑

お尻に残った5センチ程の縫い跡は、妊婦中の思い出の一つ。
今となっては既に笑える思い出です!笑

2 件のコメント:

  1. 赤ちゃんが無事で何よりだー。

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  2. koba
    今日で手術から1ヶ月経ったよ〜。
    何事もなくつ、本当に何より。
    ありがとう!

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