2014-04-19

復活祭 ... Pâques

この週末は復活祭の三連休。

学校の休暇が多いフランスは、二月に“スキーヴァカンス”と呼ばれている謎な休暇があったばかりなのに、もう復活祭のヴァカンス。

私がフランスに嫁いで来てから、三度目の復活祭。
初めて義両親と復活祭の連休を過ごしている訳で…。
つまり、義両親にとって、復活祭をちび猿むすめと過ごすのは初めて。
色々張り切ってくれています。笑

復活祭は、イエスキリストが十字架にかけられて亡くなった三日後に復活したことを祝う日。
クリスマス程ではないようですが、やはり大切な行事の一つのようです。
そして、なにより子供がワクワクする行事の一つ!

町中には色んな形をした可愛いチョコレートが溢れているし、飾り付けをしたり、たまご隠しの遊びをしたり、子供達は親戚中からチョコレートのプレゼントを貰ったり。



復活祭は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日にお祝いされます。
そして、復活祭から一週間前の日曜日は、フランスでは“Rameaux(ラモ)の日曜日”と呼ばれ、ミサでオリーブの木の枝が配られるそうです。

ミサに欠かさず行く近所に住むおばあさんが、このオリーブの木の枝をおすそ分けしてくれました。
お義母さんが、早速台所に飾り付け。


復活祭前日の今日。
夜の十時に、十分、いや、十五分近く、教会の鐘が鳴り響いていました。
こんな時間に!?と驚く私に、
「教会の鐘がバチカンに飛んでくよ〜」っとお義父さん、お義母さん。
イエスキリストの復活を静粛の中で思うそうです。
毎時間鳴る教会の鐘は、今宵は沈黙を保ち、復活祭のミサで鐘が“戻って”きて、また数分間鳴り続けるそうです。

なるほど!だから、復活祭のチョコレートに鐘の形があるのかぁ!っと、今更謎が解けた私。

宗教に根付いたそれぞれの国の風習。
興味深いなぁ〜と思うのです。

Bonne fête de Pâques!
良い復活祭の日曜日を!

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