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2012-08-07

初めての出産 ... accouchement

8月7日の今日。
娘のチビ猿ちゃんが生まれて、2ヶ月が経ちました。

チビ猿ちゃんが生まれた瞬間が、昨日のことのように思い返されます。

もう2ヶ月も前の話ですが…
長い記事になってしまいますが、私が初めて経験した出産を綴ります。



出産予定日より2ヶ月も前から、赤ちゃんは頭を下に押し付けてスタンバイしており、早産の可能性もあるとも言われていました。
だから、早い時期から陣痛ってどれだけ痛いのかなぁっと、想像していました。

安静状態が続き、母親学級に一度も行かずに出産に臨みました。

家から車で15分の所にある私が出産した総合病院では、母親学級を実施しておらず、代わりに母親学級を専門とする助産婦さんの施設を紹介してくれます。

5月になっても母親学級の話をしないいつもお世話になっている先生に、
「母親学級に行きたいと思っているのですが、助産婦さんを紹介していただけますか?」
っと尋ねたところ…
穏やかな優しい先生は、
「母親学級に出向くより、家で安静にしていた方がいいし、出産時は自分を信じて、助産婦さんの指示通りにすれば大丈夫ですよ。あなたなら問題ないよ!」っと。

ナニユエ私なら問題ないんじゃ?っと思いつつ、確かに臨月に入る直前に全身麻酔でお尻のオデキ摘出手術もしたしな…
肝が据わってるお嬢ちゃん(一応こちらではマダム!っと呼ばれていますが!笑)っと思われているのかな…っと少々納得。

確かに出産は自然に起こるもので、その自然の力には誰も逆らえないし…
その昔は母親学級は存在しなかっただろうし、今でも存在しない国がたくさんあるだろうし…!
っと、母親学級に行かない代わりに、日本から持って来ていた出産に関する本を何度も何度も読み返してイメージトレーニングをしていました。

呼吸が大切!っと、母や東京でお世話になっていた整体の先生からもアドバイスをいただいており、寝る前にイメージしながら腹式呼吸をしていました。

隣で寝ている夫は、「あまり腹式呼吸しすぎると赤ちゃん出てきちゃうんじゃない?」
「今イメージ中だからジャマしないでっ!!!」ピシャリっと、集中モードの私。
お猿夫さん「…あ、はい…」。



6月6日(出産前日)、もう39週目になったし、外出してもいいよね!っとお魚料理が美味しいレストランに夫が連れて行ってくれました。

レストランっと言っても大衆料理屋さんっと言ったかんじで、猟師さんの奥さんが新鮮なお魚料理を振舞ってくれるレストラン。

夫曰く、“ロマンチックでないレストラン”。

でも私はこのレストランが好きで、安静状態が始まった4月頭から、このレストランに行きたいなぁっと言っていたのです。
お気に入りのお魚スープを食べ、採れたてのイワシを食べて、デザートを食べて、たらふく満足!



夜9時過ぎてもまだ明るい海辺をお散歩して、帰宅後ちょうどやっていた出産関係のテレビ番組を観て、日付の変わった0時30分過ぎにベッドに入りました。

夫はインターネットで調べもの。
私は夕食後に海辺で撮った写真を見ていました。

その時、突然ツキーン!っと下っ腹に痛みが走りました。
なんだろぉ…今までにない痛みだなぁっと、次に同じ様な痛みが来たら、夫に伝えようっと引き続き写真を見ていました。

その10分後、またツキーン!
夫に伝えたところ、「まさか、陣痛?!」っとなんだかおろおろ。

10分間隔にやって来る痛み。
なんだか痛み具合も強くなっているような…。
これが陣痛???
最初から10分間隔に痛むものなのかな???

もしかしたら陣痛ってやつが始まったかも!っとアフリカにいる母にメールをしました。
なんとなく。笑

夫が2時過ぎに病院に電話を入れてくれました。

お風呂に入ってお腹を温めて様子をみてください、との事。
お尻のオデキの手術跡が気になり、ずっとシャワーだった私は、やはり傷口が気になり、お風呂に入らずにホッカイロでお腹を温めてみました。

そうこうするうちに、痛みが5分間隔に。

病院に行こう!っと決断したものの、頻繁に来る痛みで思うように動けず…
夫の運転する車で、ようやく5時前に病院に到着しました。
まだ真っ暗で、静まり返っている町中を、夫は今までにないくらいゆっくり車を走らせてくれました。

産婦人科の建物の表玄関のインターホンを鳴らし、すぐに助産婦さんが対応してくれました。
既に子宮口が7cm開いていました。

助産婦さんにあれやこれや質問され、正直こんな痛い時にうるさい!っと叫びたくなる気持ちを我慢して…笑、質問に答えました。
「赤ちゃんの名前は?」
「母乳希望?ミルク希望?どちらですか?」
「麻酔は希望しますか?」
っと言った具合に、次から次へと。
フランスは無痛分娩が主流のようで、でも、私は麻酔を希望しないことをきちんと伝えました。
古くさいですが、自然の力に委ねたくて。

フランスでは”担当医”とか、”担当の助産婦さん”とかが存在しないようで、どの助産婦さんによって赤ちゃんを取り上げてもらえるかは、その時のサプライズ状態。

6時過ぎにそのまま夫と分娩室へ。
「座ってもいいし、寝てもいいし、好きな体勢でいていいわよ!何かあったら呼んでくださいね。」っと元気の良い助産婦さんは言い残し、どこかへ行ってしまいました。

2分間隔にやって来る痛み…

ちょくちょくしっかり者そうな研修生の助産婦さんが様子を見に来てくれました。
窓の外はぼんやり明るくなってきていました。

7時過ぎに破水。
さらに痛みが激しくなりました。

いきみたいけど、これまた元気の良い助産婦さんは、
「あなた、初産なのにプロ並みね!赤ちゃんもプロ並み!いいかんじよ~。痛みが来ても、まだいきんじゃだめよ。しっかり呼吸をしてリラックス~~~!」
っと言い、分娩室を出ていってしまいました。

元気が良くて、口のお上手な助産婦さん!ふくよかな、40歳くらいのかわいらしい助産婦さん。
この方の説明は思い返すと爆笑してしまいますが、とても分かり易く、ちょっとこの場では紹介できないような(笑)説明でした。(一部ご紹介すると…)
「便が出ちゃうんじゃないかっていうような痛みが来るけど、便は出ないから安心してね!」
「いきむ時は、便をするようにいきむのよ!」
っと、こんな調子。

この破水後の時間が一番辛かったなぁ。
いきみたいけど、いきんじゃいけないなんて。

陣痛と陣痛の合間に何度も夫に時間を尋ねていたのを覚えています。
陣痛が来る度に、夫は私の肩をさすり、一緒に深呼吸をしてくれていました。

7時45分頃、元気な助産婦さんと、しっかり者の研修生の助産婦さんが分娩室に来て、ベッドを手際よく解体!
寝ていたベッドが分娩台に変身。

「いきんでいいですか?いきみますからね!!!」
っと、我慢できなくなり助産婦さんに尋ねました。

「いいわよ!!!」
助産婦さんの明るい返事と共に、いきみ開始!

いきみながら、臨月の時に読んでいた、野口整体の野口晴哉さんの本にあった、”いい陣痛”、”産道のカーブをイメージ”っというフレーズを何度も思い返していました。
なんとも言い表せない陣痛の痛みで頭真っ白状態の中、この2つのフレーズだけは頭にありました。

容赦なくやって来る陣痛の波に合わせて、産道を通る赤ちゃんをイメージしながらいきむことができました。

野口晴哉さんの本には興味深いことが多々書いてあり、出産前に読んでいて良かった本の一つ。

「髪の毛が見えているわよ!」っと助産婦さん。
「おわぁ~~~!すごい!」っと夫。

私がいきむ度に夫は、
「ウンチしてください!」
「キューピーちゃんをイメージして!」
などと訳の分からないことを日本語で一生懸命言っていました。笑

後で、なんでキューピーちゃんなの?っと聞くと、「Yukiをリラックスさせたかったから。」っと。笑
なんじゃそりゃ。

8時30分前。
「次の陣痛で生まれるわよ~!」っと助産婦さん。

8時30分。
フンギャ~~~~!っという泣き声、「わぁ!Yuki!」っと言う夫の叫びと共に、私の胸元にまだ青紫色のきちんと腕、足のあるちょっとひんやりとした小さなカタマリが置かれました。

夫も私もとっても涙もろいのですが、感動を通り越して、涙するのを通り越して、異次元にいるような感覚でした。
本当になんとも言えない感動を通り越した感情。
初めての体験でした。

夫がヘソの緒を切り、私の胸元で元気に泣いている我が子を2人で時間を忘れて見ていました。

「がんばったね。よく生まれてきたね。こんにちわ、赤ちゃん。」

チビちゃんは、生まれたばかりなのに、元気に泣きながらおっぱいを探して飲み出しました。

生命力ってすごいな。
赤ちゃんってすごいな。
母親ってすごいな。

色んな感情が溢れてきました。

すっかり窓の外は明るく、静まり返っていた町も一日の始まりを迎えていました。


こうして私はお母さんになりました。


2012-07-06

母子手帳と健康手帳 ... carnet de santé

とても久しぶりになってしまいました。

皆さま、お元気ですか?

あっという間に時間が過ぎ去る毎日です。
私もお猿夫もチビ猿ちゃんも元気にしています!

昨日でチビ猿ちゃんは生後4週間。
毎週木曜日の朝がくる度に、チビ猿ちゃんが生まれた瞬間を思い返しては、またあの瞬間に戻りたい!なんて思ったりしてしまっています。
なんとも奇跡的な感動的な瞬間でした。

出産時のことも入院中のことも、このブログに綴りたいのですが、また近々!
このブログにMELI-MELOな沢山のことを綴っているので、育児日記は紙にペンで綴っていきたいと思っていますが(私だけの育児日記!)、節々の出来事は今までもそうしてきたように、このブログに綴ろうと思っています。
どうぞこれからもお付き合いくださいっ。


昨日、久しぶりに外出しました。

産後2回目の外出。
チビ猿ちゃんにとっても2回目の外出でした。
1回目は生後2週間の時に小児科医のところへ。
2回目の昨日は、チビ猿ちゃんが生まれた病院に、私の産後1ヶ月検診へ。
いつも、お猿夫さん、チビ猿ちゃん、3人での外出です。

昨日、退院以来初めてアンティーブ総合病院を訪れ、不思議な気分でした。
いつもは重たいお腹を突き出して歩いていたのに、ベビーカーを押して歩いているのが不思議でした。
お尻のおできを手術してから毎週のように通っていたアンティーブ総合病院。
久しぶりに訪れて、懐かしささえ感じられました。
沢山の思い出の詰まった場所の一つです。

いつもの優しい産婦人科医の先生に看ていただき、(いつも長時間待合室で待つのですが、今回は予約時間の1時間後に受診でした。早い方です!笑)久しぶりに先生の顔を見て、またまた様々な出来事が思い返されて、懐かしい気持ちでいっぱいになってしまいました。

産後の経過に問題なし!っと言われ、一安心。
今後は年に1回のペースで、先生に看ていただく予定です。人気の先生だから、来年1月の予約をさっそく入れました。
妊娠中、この先生は何度か秘書の方に無理を言って、私の予約を時間外に入れてくれていました…。
本当に感謝です。
きっとこの先生がいたから、初めての出産が日本ではなくフランスであっても、大丈夫!っと言えたのだと思います。
あっ!何よりも安心できたのは、いつもお猿夫さんがそばにいてくれるからですがぁ!へへへっ。笑

病院の廊下では、秘書の方、お尻のおできの手術でお世話になった看護師さん、入院中にお世話になったスタッフの方々と遭遇し、ベビーカーで爆睡中の娘を覗き込んでは、あれやこれやのコメントをいただきました。

妊娠中、いつも持ち歩くには大きすぎて邪魔だった母子手帳ともおさらばです。
日本の母子手帳は産後も赤ちゃんの記録をしていきますが、フランスは赤ちゃん用に健康手帳(carnet de santé)が病院にて配布されます。
この健康手帳は成人になるまでの記録が記されていくので、これから長い付き合いになります。


健康手帳のカバーはMoulin Rotyのものをお義母さんがプレゼントしてくれました。
Moulin Rotyは、以前ブログでもご紹介した、チビ猿ちゃん用に買ったベビーベッドのメーカーです。
独特な動物と色合いがかわいいです。


今日はこれから、この健康手帳を持って、小児科医のところへ行ってきます!
生後1ヶ月検診です。
小児科医は、家から車で5分程のところのアンティーブ中心街に診療所を構えているドクターです。
これから長年看ていただくことになる小児科のドクター。どのドクターがいいのか情報集めをしたところ、このドクターは完全予約制で(フランスでは完全予約制のお医者さんが多いです。)患者数が多いから新しい患者さんは取らないらしい…とのことだったのですが、何事もチャレンジ!っと駄目もとで電話したら引き受けてくれました。
って、私が電話して引き受けてもらえたかのように書いてしまっていますが、電話したのは夫です。

チビ猿ちゃんが目覚めてゴニャゴニャ動いて声を挙げ始めました。
おっぱいあげてきまぁす!

2012-06-12

ご報告・生まれました! ... Our baby is born! Notre petite est née!

6月7日木曜日の朝、アンティーブの病院にて、元気な女の子が生まれました!

昨日退院し、新たな生活のスタートです。

温かいメールやコメントをくださりありがとうございます。
昨日久しぶりにインターネットに接続し、メールやコメントを読みました。
嬉しいです!
ゆっくりお返事させてください。

お一人お一人に直接ご報告させていただきたいのですが、さまざまな方々の顔を思い浮かべながら、この場を借りてひとまずご報告させていただきます。

Our baby is born on June 7th.
Notre petite est née le 7 juin à 8:30!
Merci beaucoup pour tous ceux qui m'ont envoyé le message très gentil...
Je vous répondrai petit à petit!
Merci encore!

2012-05-25

チビちゃん用の新しい家具達 ... les nouveaux meubles

臨月に入り、我が家には新たな家具や品物が着々と増えています。

先週、チビ猿ちゃん用のベッドを夫が組み立て、棚も途中まで組み立てて、先週末に来ていた、日曜大工得意な義父(ジャック)が棚の最終仕上げをしてくれました。




ベッドは夫とあれこれカタログを見比べて決めたのは、Moulin Roty(http://www.moulinroty.fr/)というメーカーのもの。
ある程度大きくなったら、ベッドの一面を取り外すことができ、ベビーベッドが幼児用ベッドになります。

Moulin Rotyは、元々玩具のメーカーだったようで、かわいいお人形がたくさん!


他にも、トランザット(座椅子?)やニダンジュ(新生児用布団…イモムシみたいになりそうだけど)、バスローブなどは、Calin CalineのSACHAシリーズ(http://www.calincaline.fr/)で揃えました。
なんだか日本のファミリアみたいだなぁっと、勝手に懐かしい気持ちになります。




こんな大きなヨダレかけ…まだまだ出番は先であろうに…
お猿夫さんが、可愛すぎて思わずお店に取り寄せてもらったらしい。


お猿夫さんにピッタリなサイズ!

2012-05-23

プチ手術と入院 ... une petite opération

今から遡ること3週間ちょっと。
4月30日に、プチ手術をし、2日間入院しました。
まさか、出産前にこんな経験をするなんて…考えてもいませんでした。

手術した箇所は…
右のお尻のど真ん中…!笑
ちょうど一番出っ張っている箇所です。
あぁ〜 レディーとしてマダム(?笑)として極めてお恥ずかしい場所。

でも、こうしてブログに綴ってしまいます!笑

どうして手術する事になったのかと言うと…
安静にしていなければならない日々が続き、ゴロゴロしすぎてお尻が擦れて炎症が起き、デキモノができたから…(?)
…本当の原因は分からないのですが、このお尻のど真ん中にできたデキモノさんは、日に日に悪化してしまい、手術に至ったという訳です。

4月の半ばに痛みが引き一旦回復傾向にあったのですが、ちょうどその頃、赤ちゃんの関係でお尻に2日間注射をしなければならないことがあり…(自宅に2日間看護師さんが来て、お尻にプシュっと注射をされました)この注射の薬が効いたから、デキモノの痛みが引いたように感じたようです。

でも、やはりデキモノは悪化してしまい…
イメージはマカロンの半分!笑
4月30日にマカロンデキモノ切除の手術決行。

4月に入り安静にしていなければならない状態だったため、普通なら月1回の妊婦検診のところ、助産師さんに看てもらう検診も含めて、毎週検診がありました。

私がお世話になっている産婦人科医のお医者さんは、家から車で15分くらいの所にあるアンティーブ総合病院の産婦人科の責任者の先生。
男性です。
最初正直男性の先生には抵抗があったのですが、たまたまこの先生に看て頂いて、良くして頂き、説明も分かりやすいし、何よりも感じの良い温かみのある先生で、それからずっとこの先生に看て頂いています。

人気のある先生で、予約を取るのは難しいし、患者さん一人一人に時間をかけて看てくれるからか、予約時間に病院に行っても必ず1時間は待ちます。
以前、18:45予約だったのですが、待つこと3時間。私の順番が回って来たのは21:45!ということがありました。私の後に年配の女性が1名まだ待っていました…。
こんなに働き者の先生がいるんだなぁっと、感動してしまったものです。笑

この先生が秘書の厳しそうな女性に無理を言って、4月30日、朝一番で私の予約を入れてくれました。
日に日に悪化するマカロンのようなデキモノを心配して、先生自ら予約を入れてくれました。

4月30日、朝一番でマカロンデキモノを看てくれた先生は、「手術しましょう」っと。
「心配しないで大丈夫ですよ。今から看護師さん・助産師さんのブースに案内するから、彼女達に従って下さいね。」っと。
先生は看護師さん・助産師さんに私を委ねてから、満員の待合室の奥にある受診室に戻って行きました。

お猿夫さんと、「部分麻酔の簡単な手術だよね。」なんて話をしていたら、看護師さんに入院部屋に案内され、アクセサリーなどを取り外しスッポンポンになって消毒液で全身を洗ってシャワーを浴びるように指示され、助産師さんが私のお腹の赤ちゃんの胎動のモニタリングを始めたり、点滴の針を刺されたり、麻酔科の先生が登場して、あれやこれや質問されたり…
何が起こるのか把握できないまま、あっという間に手術準備完了。
こりゃなんだかオオゴトだなぁ…っと感じてしまった私とお猿さん。
どんな手術なのか、それから、麻酔のことはきちんと聞かなければ!
看護師さんが丁寧に説明してくれました。
切除手術は、全身麻酔か、脊髄に麻酔を注入する下半身麻酔になるとのこと。
自然分娩を希望している私は、この脊髄への麻酔注入には抵抗があり、全身麻酔での手術となりました。
手術は、いつもお世話になっている産婦人科医の先生が自ら実施してくれるとのこと…
突如の手術の判断だったのにも関わらず…待合室も満員なのに…
いつもの先生が手術してくれるということで、かなり緊張がほぐれたのを覚えています。

手術室の入り口ギリギリまで、移動ベッドで運ばれて行く私を夫が見送ってくれ、産婦人科の手術室に通され…麻酔科の先生が2名、アシスタントの看護師さんが2名、手術着に着替えたいつもの先生が登場し…
心電計を装着されながら、テレビでの世界でしか知らない手術室に私はいるんだぁ〜っと思っていたら…
いつの間にか意識はなくなっていました。

手術は30分程で終了し、手術室に入ってから1時間後位に目覚めました。
喉の奥まで通されている呼吸器の管が痛くて、そして同じく手術を終えて、“目覚める部屋”で麻酔が切れるのを待っているおじさんのうるさいイビキで目覚めました。

こんなにグッスリと寝たのは久しぶり!っと言うくらいに、グッスリ眠っていたなぁっと、まだ意識が朦朧としながらも思いました。笑

しばらくし、看護師さんが来て、また入院部屋にベッドごと移動。
手術室の出入口にはお猿さんが。
たくさん心配かけてしまったなぁ。

夕方にはお腹の赤ちゃんもまた元気に動き出し、一安心。
念のためということで、これまた想定外の2日間の入院が先生より言い渡されました。

産婦人科の病棟に入院したので、赤ちゃんの元気な泣き声が一日中聞こえていて、不思議なかんじでした。
入院中に出されたご飯は、産後のお母さん達向けだからか、ボリュームたっぷり。
記念に!っと、ご飯の写真を撮りました。

朝ごはん。
ココアにパン。
クロワッサンも選べましたが、フランスパンだけをいただきました。


こうして、一皿一皿がパックされています。


前菜からメインディシュ、チーズ、デザートまでしっかり付いていて、毎回パンが添えられています。


見た目はいまいちですが、なかなか美味しいご飯でした。
ただ、かなりのボリュームで、毎回半分くらいは夫に食べてもらっていました。


左手には点滴、右のお尻にはチクチク痛む手術跡、ど真ん中には元気に動き回る赤ちゃん。
どういう態勢で眠ればいいのやら…
入院中はやっぱりグッスリ眠ることはできませんでした。

3針縫った傷口は場所が場所だけあって(寝返りとかで擦れてしまうし)、まだ完治しておらず。
安静状態で、極力車移動をしないこと!っと言われていたので、抜糸するまでは看護師さんに自宅に来てもらって手当てをしてもらっていました。
今は、薬剤師でもあったお猿夫さんに傷口の手当てをしてもらっています。

この1ヶ月、たくさんの人にお尻をさらけ出していました。
病院に行くと、看護師さん、助産師さん、秘書の女性、病院の総合受付の女性までもが、「あ、お尻を手術した妊婦さんね。」っと…笑

お尻に残った5センチ程の縫い跡は、妊婦中の思い出の一つ。
今となっては既に笑える思い出です!笑

チビ猿ちゃん ... petite monchicchi

臨月に入り、急にお腹が大きくなったかんじがする今日この頃です。

フランスと日本で、妊婦さんの過ごし方や検診、出産時など、色々な違いがあるのでしょうが、私にとっては何もかもが初めてのことだから、違いが分からず…
でもそれがいいのかもしれません。
1ヶ月に3度はラブレターをはるばる北九州から送ってくれる祖父は、“郷に入っては郷に従え”、と頻繁に書き綴ってくれています。
今年89歳になる祖父。
まだまだ元気でいてもらわないと!

日本では臨月に入ったら1週間に1度の検診と本には書いてありますが、こちらでは相変わらず1ヶ月に1度のタイミングでの検診。

日本では、妊娠月を、例えば36週目であれば、臨月に入った10ヶ月目と言いますが、フランスでは赤ちゃんが宿ったであろう日(リアルに申し上げると受精日!)から月単位に計算するため、36週目であっても8ヶ月目と言い、ずれが生じます。
“何週目”という週の数え方は、日本もフランスも同じなのですが。
出産予定日も、日本では40週目、フランスでは41週目が予定日とされています。
昨年フランスに来る前に日本で検診した際は、最初の予定日が6月9日、その後6月4日に予定日が早まりました。
ところがフランスに来たら、予定日は6月17日とのこと…。
まぁ、いつになるにせよ、チビ猿ちゃんが準備できたら出てきてくれることでしょう。
早くも4月の最初から頭を下にグイッと押し付けて、生まれるポジションにスタンバイしているチビ猿ちゃんですが。


先週の初めにフランス式に8ヶ月目の検診に行ってきました。
先生曰く、「10日から15日後くらいには生まれてくるかもしれないなぁ。」
ひょぉ。もうすぐだなぁ。

夫が揃えた新生児服(私は家で大人しくしていなければならず…)を、これまた夫が買って来たオーガニックの洗剤で、洗濯お父さんを何日かしていたお猿夫さん。
洗濯お猿さんは、洋服を色分けして洗濯するから…今日は白!今日は色物!っと言った具合に、楽しそうに洗濯していました。
私はゴロゴロ。
ありがたい、ありがたい。
週末に、お猿さんがお仕事で不在中に来てくれていたお義母さん(クロディア)はパンツやタオルまでピッチリアイロンがけをするお方…
小さな小さな新生児服にも「アイロンがけをする!」っと張り切っていましたが、先週末はタイムオーバー。
今週末、またお猿さんはロサンゼルスにフライトで不在のため、お義父さん(ジャック)お義母さん(クロディア)が長距離移動してくれる予定です。
「今週末はアイロンがけを片付けるから、Yukiは大人しく寝てなきゃだめよ!」っと言われています。

今は日本式でもフランス式でも、臨月に入りました!


3週間ほど前の写真と比べると、チビ猿ちゃん、大きくなったなぁ。


病院では、看護師さんや助産師さんに「小さな赤ちゃんね。」っと言われています。
確かに病院の待合室の妊婦さん達は迫力満点!!!
付き添っているご主人の方が軽そう…。
毎回びっくりです…笑
長いソファーの一番端っこに座ったら、反対側の端っこがシーソーのように上がってしまうイメージ…申し訳ないけれど。

以前、そんな妊婦さん達の会話に耳をそばだてて、またまたびっくりしたのが…
「あなたいつ出産予定? 私は来月。15キロしか増えてないの。あまり増えてない方で良かったわ。」
…
え!?
15キロ“しか”!?
チラッとその発言主のボディーを横目で見てしまいました…笑

また、別の妊婦さん…
「赤ちゃんは女の子?男の子? 私は小さな女の子の予定よ。」
また横目でチラッ。
その妊婦さん、小さな女の子にしては、双子いますか?っと言わんばかりのお腹で、ピッチリしたTシャツの下に、ニョキッっと立派に出っ張っているオヘソさんが印象的でした。
両脚を広げて豪快にそっくり返ってソファーに座っている姿も。

でも、どの妊婦さんもニコニコ幸せそう!

病院の待合室で妊婦さんを横目でチラッと観察している私ですが、私もしっかり体重は増えています!
人のことは言えず…

2012-05-07

ご報告・小さな命 ... notre bébé

一昨日のブログ(あれから1年 ... un an, après les fiançailles)で、この1年、さまざまな変化があったと綴りましたが、もうひとつ大きな変化がありました。

この場をもって初めてのご報告になってしまう方々もいらっしゃると思うのですが…
直接お伝えできなかったこと、ごめんなさい。


今、私のお腹には小さな命が宿っています。
小さな、でも毎日元気にお腹の中で遊んでいるみたいです。
歩く練習をしてるの!?っていうくらい、もぎょもぎょ動き回っています。

日本式では9ヶ月、もうじき臨月に入ります。
“臨月”って言葉、なんだかドキドキします…ふぅ…。
フランス式では8ヶ月半ば。
予定日も日本とフランスでは1週間以上の差があります。
なぜじゃ…。

準備ができたら生まれておいで〜、慌てなくていいよ〜!
っと、お腹の赤ちゃんに言い聞かせています。

きっと日本とフランスと、産婦人科の対応や育児や、たくさんの違いがあるのだろうなぁ。
つべこべ考えずに、私自身がいいなと感じる方法でやっていこうと思っています。
周りからの助言は必要不可欠なこと間違いなしですが!
(よろしくお願いします!)


昨年9月にフランスで入籍式をし、翌月末に日本で赤ちゃんが宿っていることが分かりました。
なんだか体調が悪いのはフランス滞在中の疲れからだろな…と思っていたのですが…!

悪阻の中、夫の実家に1週間ばかり行かなければならず…(夫とはパリの飛行場で待ち合わせしていたため、悪阻中のひとり旅はムカムカモヤモヤ辛かったぁ…)、急遽年末にはフランスのマンションに引っ越すことに決め、「気持ち悪い〜」(正確な発音は、キモチワリィ〜)っと叫びながら、フランスへの出発準備を進めていました。

妊娠が分かる前に、夫と初めて一緒に暮らした赤羽のマンションから、やはり赤羽にある実家に引っ越していたので、悪阻中は年末の日本出発まで思う存分両親に甘えていました。
退職もしていたので、思い返せば本当に恵まれていたなぁ…。
10月にアフリカ赴任の予定だった両親も、(私にとっては!)タイミング良く出発日が長引いて、なんだかんだ私がフランスへ出発するまで日本にいましたし。
本当にありがとう!

毎晩の父の晩酌中、毎回のように「あぁ〜おわぁ〜お酒の匂い臭い〜あっちで晩酌して〜」なんて叫んでしまっていました。
今でもあのプ〜ンっと漂ってくるお酒の匂いを思い返すと…ウッ…!
飲兵衛な(だった!?)私が…。
ごめんなさい。
(でもお父さん、お酒はほどほどにね!)

悪阻中に毎日のように母が握ってくれたおにぎりの味は忘れられません。夫の分のおにぎりも横取りしていた私です…笑
この時から、パン派からご飯派になったのかもしれません。

名字が変わったためパスポートを作り直し、フランス大使館にビザの申請をしたり、国際免許証を取得したり…
仕事がオフの時、毎回日本に戻って来てくれていた夫が書類の翻訳だのなんだの東京中を駆け巡り、ほとんど必要書類を揃えてくれました。
私は実家で「気持ち悪い〜」っと叫びながらおにぎりを頬張ってゴロゴロ。
感謝してます。

悪阻中に撮った証明書関係の証明写真達は、なんとも恐ろしいことに…
それはそれで良い記念ということにしよう。


妊娠が分かった直後、夫の実家に行った際、フランスの病院での受診でちょっと不安になるような事を言われたり(何事もなくてよかった!お医者さん…軽はずみで発言しないで…)、予定より早く日本を離れることになったり、フランスでの妊婦生活や出産や…
出発準備中は、やはりこれから訪れるたくさんの変化に不安を感じていたのだなぁっと…思い返されます。

だからきっと、日本を出発する前に、小さな命が宿った喜びをきちんと報告できずにいたのだなぁっと…。


どぉ〜ん!っと構えていないと!
なんでも楽しまないとっ!

1ヶ月ほど前から、妊婦検診でお世話になっているお医者さんから自宅で安静にしているように言われています。
フランスに引越して、クリスマスに、雪山滞在に、ビザの講習会に参加したり(未だ手続きは未完了…)あちこちお出かけしたりと、今まで十分動き回って満喫したからな!

っということで、まずは!
このゴロゴロ安静にしてないといけない時間を思う存分!楽しむべし!!!


なんだかへなちょこな瞬間に撮られた写真ですが…
1ヶ月以上前にフィギュアスケートを観に行った時のものなので、今はもうちょっと大きなお腹になりましたっ。
この写真だと、ただ単に、フランスで美味しい物をたくさん食べてお腹が膨らんでしまってますぅ〜っといったかんじに見えますが…。

ちゃんと赤ちゃんがいます!